”桜と雪の回廊が同時に楽しめる”八幡平
ぐるりと巡るハシゴ旅

桜と雪の回廊 八幡平ドラゴンアイ

観光キャンペーン2021

雪の回廊を見てみよう

毎年4月中旬に開通される八幡平アスピーテラインと4月下旬に開通される八幡平樹海ライン。
開通時には長さ日本一 全長27km、道路の両側にそびえる巨大な雪の回廊と吸い込まれそうな青空に心を奪われます。

開通後の道路規制等
積雪や路面凍結のおそれがあることから、当分の間(5月下旬頃まで)夜間通行止め(17:00~翌朝8:30)となります。
また、天候悪化により通行が危険な場合は、昼間でも通行止めを行う場合があります。

  • 雪の回廊イメージ1
  • 雪の回廊イメージ2
十和田八幡平国立公園は

岩手・秋田にまたがる奥羽山脈北部の山々で、約40もの火山により形成された大地状火山跡です。火山の博物館ともいわれる八幡平は、火山地帯独特の神秘的な自然が広がり、数多くの温泉にも恵まれた天然のオアシスです。

アスピーテラインは

八幡平の美しい景観を結んでいる全長約27kmの道路で、県境の見返り峠を中心に東は岩手県の御在所、西は秋田県の国道341号線に至ります。冬季は雪深く、例年11月上旬から4月中旬まで全面通行止めとなります。

雪の回廊は

冬の間閉ざされていたアスピーテラインを除雪した後にみられる、高さ数mにもなる雪の壁です。アスピーテラインが開通する4月中旬から5月中旬頃まで見ることができます。新緑の夏、紅葉の空きとは違った八幡平の初春の雪の回廊をお楽しみください。

雪の回廊ができるまで

調査隊による状況調査
01調査隊

除雪作業をする前に、道路に残っている積雪量、道路上部の斜面の状況を調査します。これを基に除雪の計画を立てます。

除雪作業 第1段階「先付け」
第1段階 先付け

積雪量が多く道路の形がわからないので、一番最初にバックホウで道路の形がわかるように雪を崩していきます。この作業が「先付け」です。

除雪作業 第2段階「雪版下げ」
第2段階 雪版下げ
第2段階 雪版下げ2

道路の形がわかるようになったら、次は路面上の雪をブルドーザ(写真1:右奥の機械)でロータリ除雪車(写真1:手前の機械)の方へ掻きだします。
掻きだした雪をロータリ除雪のオーガ(写真2:前方にある赤い部分)で雪を取り込み、シュート(写真2:オーガの上にある筒)で雪を飛ばして雪版面を下げていきます。この作業が「雪版下げ」です。

除雪作業 第3段階「拡幅」
第3段階 拡幅
第3段階 拡幅2

雪の壁をバックホウ(写真1:奥の機械)で崩し、その雪をロータリ除雪車(写真1:手前の機械)で飛ばして、道幅を広げていきます。この作業が「拡幅」です。
ロータリ除雪車(写真2:手前の機械)で拡幅を行った後、除雪ドーザ(写真2:奥の機械)で路面の凹凸やわだちを削って路面を平らにする作業を行います。

除雪作業 第4段階「仕上げ」
第3段階 仕上げ

最後に雪の壁面をきれいにするため、ロータリ除雪車で壁を薄く切るように仕上げを行います。これで除雪作業は完了です。